会場、費用などの大枠が決まったら、本格的に二次会の内容を決めていきます。プロフィール映像やバンド演奏など、演出を考えるのは楽しいもの。「一定のグループだけで盛り上がってしまう内容ではないか」「新郎新婦らしさがあるかなど」をしっかり検証して、みんなで楽しめる、結婚式の二次会を作り上げていきましょう。
やりたい演出があっても、会場によっては可不可があります。特に音楽や映像系は設備や防音施設などの問題もあるので、どうしてもやりたい演出がある場合は、事前に会場への打診が必要です。持ち込みの演出ができない会場もあるので気をつけましょう。
また、ステージ上で行う演出が主体であれば、ステージが全席から見えるように席を配置します。逆にダンスなどのパフォーマンスがあるなら、空間が必要です。
想像通りの二次会は安定性がありますが、サプライズ演出があった分だけ、新郎新婦やゲストの思い出に残ります。プログラム上、歓談タイムに実施することが多いので、その際に新郎新婦や関係者がきちんと会場内にいるよう、細心の注意を払います。サプライズはタイミングと雰囲気。幹事から盛り上げていきましょう。
装花、バルーンを準備したり、ふたりとの思い出の写真を飾り付けたり。会場装飾も二次会の雰囲気を作りだす演出のひとつ。写真をゲストに1枚ずつ持参してもらえば、その準備から楽しい演出は始まっています。受付に準備するウェルカムボードは、結婚式と同じものを使用することも多くあります。その際は、どのように運ぶのかを事前に検討しておきましょう。
会場装飾については、できるスペースが限られているまたは不可の会場もありますので、まずは確認を。
結婚式や披露宴とは違う衣裳にしたいと、チェンジする花嫁も多数。違うスタイルを選べば、結婚式を含めて何着もドレスを着ることができます。白いワンピース風ドレスや白のパンツスーツなら、見た目も動きも軽やかに。カジュアルスタイルでも、ヘッドコサージュをつける、ブーケテイストの小物を持つなどして、主役のスタイルはキープしましょう。
ゲームの景品はカップルが提供したり、会費の予算内で準備したりします。いずれにしても限られた予算となるので、何を選べばいいのか頭を悩ますところ。「全員に当ててあげたい」とチープ過ぎる景品がいっぱい、逆に高額すぎて1~2点しか景品がない、など極端な偏りは盛り下がりの原因に。プチ笑いの雑貨などもいれつつ、もらってうれしい景品を心がけましょう。
当然、プレゼンターは新郎新婦にお願いします。