どこまでこだわる?結婚式二次会のテーブル装花

挙式や披露宴の装花にはこだわる花嫁が多いのに対し、二次会のテーブル装花は意外と忘れてしまいがち。二人が座る高砂席には、装花があった方が主役らしさもあって華やかに。さらにゲストテーブルにも装花があると、ゲストをお迎えする空間としての特別感がアップします。二次会の装花の手配方法にはいくつかのパターンがあるので、予算やこだわり、手間に応じて、自分に合った方法を検討してみましょう。

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【パターン1】二次会プラン内に装花が含まれている

【パターン1】二次会プラン内に装花が含まれている

二次会会場の中には、二次会プランに追加料金なしで装花が含まれていることがあります。いわゆるパーティースペースよりも、日頃からブライダルに力を入れているレストランや、1.5次会プランもある会場にそのような傾向が高いようです。プランには高砂席の装花のみが含まれていて、ゲストテーブルの装花はオプションというケースもありますが、二次会会場が装花を用意してくれるため、自分で手配して持ち込む必要はありません。

ただし、プラン内や追加料金なしの装花の場合、花材や色の指定はできないことがあります。また、装花自体のボリュームは最小限で、デザインもベーシックなものだと考えておきましょう。もし、会場装飾で個性を出したい人や、装花1つあたりのボリュームや花材にもこだわりたいなら、オプションや料金の追加でどこまで対応してもらえるのか、二次会会場の担当者に相談してみましょう。プラン内の装花にする場合も、キャンドルを持ち込んで飾ったり、リボンや造花の花びらを散らしたり、少しの手間でテーブルを華やかに飾り付ける方法もあります。

【パターン2】二次会プランにオプションとして追加する

【パターン2】二次会プランにオプションとして追加する

パターン1との違いは、二次会会場が用意している基本プランに最初から装花は含まれていない点。装花は必要に応じてオプションで追加するシステムになっているケースです。このような場合には、二次会会場に提携フラワーショップがあり、好みや予算に応じてお店を紹介してもらうという流れになります。二次会会場を通しての手配になるので、この場合も装花を自分で持ち込む必要はありません。

【パターン3】披露宴で使った装花を流用する

【パターン3】披露宴で使った装花を流用する

披露宴で使用した装花をそのまま二次会でも使うという考え方もあります。最もハードルが低いのは、二次会を披露宴会場と同じ施設内で行うケース。もちろん担当プランナーさんにあらかじめ相談し、披露宴会場から二次会会場へ、装花を運び込んでもらえるようお願いしておく必要があります。

披露宴とは別の場所で二次会を行う場合は、装花を自分たちで引き上げて二次会会場へ運び込むことになります。この場合も、結婚式会場の担当プランナーさんにその旨を伝え、披露宴のお開き後、誰がどのタイミングで装花を引き上げるのかを決めておきましょう。二次会幹事さんに持ち運びをお願いする場合は、持ち運ぶための花器や車の手配など手段をしっかり整えて、できるだけ負担にならないよう依頼するのがマナーです。テーブル装花をあらかじめ持ち運びしやすいデザインにしてもらうのもおすすめ。

【パターン4】自らフラワーショップで手配して持ち込む

【パターン4】自らフラワーショップで手配して持ち込む

二次会会場が装花に対応していない場合や、披露宴の装花を使い回さずに一から自分で手配する場合、手配先のフラワーショップにオーダーした装花を二次会会場へ納品してもらう方法もあります。このようなケースでは、二次会会場の担当者に装花を持ち込むことを伝え、持ち込み料の有無を確認しましょう。また、フラワーショップのコーディネーターさんには「この予算の範囲でできるだけボリュームのあるものに…」「花材にはこだわらないので季節の花材中心で予算を控えめに」など、予算の上限を明確にして希望を伝えるのが、予算オーバーを避けるポイントです。

二次会のためだけに装花を手配する以上は、披露宴とは雰囲気をガラリと変えてみたり、流行のドライフラワーを使うなど個性的な装花にチャレンジしたり、空間全体をプロデュースするくらいの気持ちでこだわってみるのはいかがでしょうか。

お洒落に見せるポイントや注意点は?結婚式二次会の装花の選び方

お洒落に見せるポイントや注意点は?結婚式二次会の装花の選び方

最後に、手配方法とは違った視点からテーブル装花の選び方を考えてみましょう。「なくてもいいかな……」と思っても、あると違うのが二次会会場のテーブル装花。モダン、ナチュラル、キュートなど、ふたりの衣裳と会場の雰囲気に合った装花を選ぶのがおしゃれに見せるための鉄則です。

また、パーティ形式が立食か着席か、テーブルの数や配置によっても、必要となるテーブル装花の数は変わります。披露宴の装花を使う場合は、必要な量をあらかじめ確認し、余る場合は披露宴でゲストに持ち帰っていただくのもおすすめです。

二次会会場選びで最優先することは人それぞれですが、二次会プランのある会場なら、プラン内に装花が含まれるかどうかもぜひチェックしてみましょう。

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